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誓願寺(せいがんじ)鐘楼の鬼瓦

2014/02/02(日)カテゴリ:古い瓦には年月日・名前などの記名があります

誓願寺1.JPG

誓願寺は京都の新京極通りのちょうど真ん中にある、浄土宗西山深草派の総本山のお寺です。写真は、鐘楼(しょうろう)の大棟の鬼瓦で、額(ひたい)に太陽(日輪)の飾りをつけています。葺き替えるときに、古い鬼瓦の通りに復元して作りました。

誓願寺3.JPGのサムネイル画像

古い鬼瓦の右の側面には、『享保七年壬寅二月吉日』と書かれています。享保(きょうほう・きょうほ)七年は、1722年で今から305年前です。江戸幕府将軍は徳川吉宗で、小石川養生所をこの年に作っています。

小石川養生所といえば、江戸町奉行の大岡越前守忠相(えちぜんのかみただすけ)ですね。徳川吉宗と一緒に享保の改革を主導し、設営した小石川養生所は幕末までの140年間貧民救済施設として機能しました。

誓願寺4.JPG

左の側面には、『城劦紀伊郡深草住 瓦師角道長兵衛』と作者の名前が書いてありました。江戸時代には、京都の伏見深草(ふしみふかくさ)は山城国紀伊郡にありました。そこに住んで瓦を作っていた瓦師の角道長兵衛さんが自分のサインを残しています。

 


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